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【はじめての方へ】カランメソッドとはどんな英語学習方法なのか、徹底的に解説します!

2023年2月14日

執筆者:Mayu(本サイト運営責任者)

「カランメソッドって、他の学習方法と何が違うの?」

「カランメソッドって、初心者には難しいって聞いたけど、実際はどうなの?」

「本当に英会話力がアップして、英語が話せるようになるの?」

カランメソッドに挑戦してみようかな?と思っている方は上記のような疑問を感じているのではないでしょうか。

良さそうな気もするけど、実際にどんなレッスンなのか良く分からないし、何より初心者にはハードルが高そうな印象があるので、「機会があれば受けてみようかな…。」と受講を先延ばしにしてしまう…という方もいらっしゃるでしょう。

そこで自他ともに認めるカランホリックの私が、独自に調べつくしたカランメソッドの詳細を詳しく解説します。

カランメソッドってどんな英語学習法?

カランメソッドとは…

  • 英語の質問を、英語で理解し、英語で発話する「ダイレクトメソッド」
  • 同じ文章を繰り返し発話する事で、スピーキングとリスニングの両方をスキルアップさせる学習法
  • 通常の4倍の速度で英語が身に付くと言われている

カランメソッドとは、英文を翻訳せずに・繰り返し聞き・繰り返し回答する事で、4倍の速さで英会話力を身に付けられる英会話学習法です。

カランメソッドの特徴

カランメソッドには、以下のような特徴があります。

  • 母国語への翻訳を一切しない
  • 会話の速度を保つ
  • 回答が決まっている
  • マネしながら覚える
  • 短縮形を徹底的に使う
Mayu

私は、「翻訳をしない」という学習法である点に魅力を感じて、カランメソッドに取り組み始めました。
実際、英会話時のレスポンスは良くなったと感じています。

難易度は全部で12段階

カランレッスンは、中学生レベルのステージ1から、TOEIC900点程度のステージ12まで全部で12レベルに分類されます。

レッスンスタート前に必ずレベルチェックテストを受ける必要があり、このテストによってどのレベルからスタートするかが決まります。

レベルチェックテストは結構シビアで、日常的に英語を話す方や、英語コーチの方でも「ステージ1から」と言われる事も少なくないようです。実際、私(英検準1級)もステージ1から始めました。

でも、カランメソッドのスピード感についていくためには、ステージ1から初めてちょうど良いぐらいだったなと思っています。

カランレッスンのながれ

カランレッスンの流れは以下のような感じです。

  1. 講師が2回、同じ質問文を繰り返します。
  2. 続いて、生徒はその質問に回答しますが、その際、講師が回答をリードするので完全にコピーしながらの発話となります。
  3. 生徒は、「決まった回答をフルセンテンスで回答する事」を求められます。小さなミスも講師が訂正します。
  4. 短縮形を使う事が必須です。(It is → It's、Will not → Won't)

実際にどんなレッスンなの?

百聞は一見に如かず。実際のレッスンの様子をご覧ください。

ネイティブキャンプならカランメソッドを無料で試せます!

レッスンの構成は決まったパターンのみ

カランのレッスンは、構成が厳格に決まっています。

約10分間

Review - 復習パート

最初の10分間は、前回のレッスンのレビュー(復習)となります。
講師が高速で質問を2回ずつ繰り返すので、それにひたすら回答します。

約10分間

New work - 新しい学習のパート

復習が終わったら、新しい単語やセンテンスを学びます。
講師の英語をリピートしながら、新しい単語や新しい表現を学びます。

説明はすべて英語なので理解できない事もありますが、質問NGのため、分からなかった部分はレッスン終了後に自分でテキストを見ながら理解を深める必要があります。

5分間

Reading - 音読のパート

最後に、テキストブックを見ながら質問文と回答分をひたすら音読します。
レッスンではすでにステージ4まで進んでいても、リーディングはステージ3、というようなギャップが出てきますが気にせず「あぁ、こんなこと習ったな」と思いながら復習しつつ、しっかり理解を深めて行きます。

毎回、上記のような流れでひたすらレッスンを進めて行きます。

お喋りが脱線する事もなければ、会話に詰まる事もありません。とにかく前進あるのみという感じです。

レッスンを受ける上でのルール

カランメソッドのレッスンには、非常に厳密なルールがあります。それらをご紹介します。

レッスン中の質問や要望はNG

レッスンの最中に質問したり、レッスンに対する要望を出したりすることはNGです。

講師は常に高速で会話を進める

レッスン時間になり入室すると、あいさつもそこそこにレッスンがスタートします。そして、ひとたびレッスンがスタートすると、講師は高速で英語を話し続けます。

発音・文法・単語の間違いを徹底的に指摘される

講師は、レッスン中、徹底的にミスを指摘します。

「a」を「the」と言うだけでも指摘の対象になります。

レッスン中はカメラONが必須

講師はレッスン中の動画を通じて、「th」の発音時の口の動きなども見て、正しい発音方法を教えてくれます。

講師の予約が必須

ネイティブキャンプでカランレッスンを受講するには、カラン認定講師の中から予定の合う講師を選んで予約する必要があります。

講師の予約には50~100ポイント(100~200円)必要です。

Mayu

いかがですか?カランメソッドについて、イメージは具体的になってきましたか?

カランはどこで学べるの?

現在、日本でカランレッスンを受講できる英語学校は約15校程度と言われています。

しかし、そのうち正式なカランメソッドを学ぶことができる、カランメソッド協会から認定を受けている日本国内の英会話学校は以下の7校です。(2023年2月現在)

カランメソッド協会から認定を受けている英会話学校

  1. Centre Gate English
  2. 3R English
  3. Alpha ECO – English Communication Opportunities
  4. Ichi’s English Conversation School (I.E.C.S.)
  5. GEOS Online – Online Partner
  6. Native Camp – Online Partner
  7. QQEnglish – Online Partner
カランメソッド協会の正式認定校7校のうち、オンライン英会話は【QQイングリッシュ 】【ネイティブキャンプ 】【新・お茶の間留学】の3校のみとなっています。

カランメソッドは、協会から正式に認定を受けているスクールで学習しないと、効果を最大限に得られない可能性があります!

正式認定校を選ぶメリットは?

正式認定校を選ぶメリットはずばり!講師のスキルが保証されている事です。

カランメソッドのレッスンを提供する講師は、通常の英会話レッスンと違い、決められたマニュアル通りにカリキュラムを進めなければいけません。

そして、正式認定校のカラン講師は、カランメソッド認定トレーナーから教授法についての研修を受ける事が義務付けられています。

つまり、認定校の講師は研修を通じて、カランメソッドの教授法についての正しい知識とノウハウを身に付けた講師=カランメソッドを教えるスキルが正式に保証されている講師だという事です。

もちろん、認定講師でも教え方の上手・下手や、キャリアの差などがありますが、少なくともガイドラインに沿った正しいカランレッスンを提供してくれる事は間違いありません。

正式認定を受けていないスクールだとどんな問題がある?

正式にカランメソッドの認定を受けていないスクールでは、カランレッスンの品質は誰からも保証されていません。

正しい教授法で授業を進めているかどうかも分からないし、それを誰かから指摘される事もないので誤った教え方を継続している可能性は低くないでしょう。

Mayu

実際にカランメソッドを受けている私からすると、きちんと研修を受けていない講師からカランメソッドを習うなんて、思った通りのレッスンを受けられる気がせず、想像するだけで絶対に嫌です!

カランレッスンでいかに講師が重要か?はこちらの記事をお読みください!

カラン公式教材が利用できるのは認定校の生徒のみ

カランメソッドで学習を進めていく上で、絶対に外せないのが、英国のカランメソッド協会から公式に提供されている教材です。

復習やディクテーションの練習に必須の音声教材などは、『カランメソッド正式認定校の現役会員のみ』がアクセスできるようになっています。

カランメソッドの価値を最大限に享受したいのであれば、迷わず正式認定校を選ぶことをお勧めします。

まとめ

カランメソッドは、かなり特徴のある英語学習方法です。そのため、向き不向きがハッキリしていると思います。

でも、ネイティブキャンプなら無料で試してみる事ができるので、まずは試してみて「向いているな」と思ったら継続してレッスンを受ける事をお勧めします。

一緒に英会話上級者目指して楽しみましょう!

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Mayu

英語学習歴は15年以上。2011年から6年間、家族の都合でカナダとアメリカで暮らした経験があり、カナダ在住時には1年以上にわたりフルタイムで語学学校に通いました。 にも関わらず、ちょっと込み入った会話になると途端に口ごもり、口癖は「How can I say...」という悲しい現実。 今度こそ本気で英会話上級者になるぞ!と何度も意気込んでは挫折を繰り返していますが、それでも諦めずに現在進行形で英語学習中です。 みなさんと一緒に頑張れたら嬉しいです。

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