執筆者:Mayu(本サイト運営責任者)
この記事は、こんな方に向けて書いています
- これからカランメソッドで英語学習に挑戦しようかなと思っている方
- 英会話力を伸ばしたいと思っている方
- カランレッスンを受けているけど、英語が話せるようになるのかどうか不安に思っている方
この記事は、カランメソッド受講中のMayuが、実際に4か月間レッスンを受講してみた結果、どのぐらい英語が話せるようになったのか?について体験談をもとにご紹介しています。
Mayuのプロフィールや英語学習歴などは、こちらからご覧ください!
カランメソッドの特徴
カランメソッドは、通常の4倍のスピードで英語が習得できると言われている画期的な英語教授法であり、特に日本人の苦手なスピーキング力を鍛えたい方には打ってつけのメソッドです。
通常、ケンブリッジ英語検定試験(PET)のレベルになるまで一般的な学習方法では350時間程度必要とされています。しかしカランメソッドで同レベルになるまでは80時間程度必要と言われており、カランメソッドであれば一般的な学習方法の1/4という短い時間で効率よく学習ができます。
英語の本場イギリスで発明された世界的に有名な英語教授法として、これまでに35ヵ国以上で教えられており100万人以上の英語学習者を成功に導いてきた歴史があります。
ネイティブキャンプ 公式サイトより引用
【カランメソッドのココがすごい!】
(1)とにかく発話量が多い
(2)テキストを見ない
(3)Listening→Speaking を徹底的に繰り返す
(4)レッスン中は、脳内ですら英語以外の言語が入り込む余地なし
初めての方は、以下の記事を是非読んでみて下さい。
カランメソッドを受講する前の私の英語の状況
私は2023年1月からネイティブキャンプ でカランメソッドのレッスン受講を開始しました。レッスン受講を開始した時点での私の英語力は、中級(TOEIC770点・英検準1級)でした。
英語の勉強は結構やって来たと思うのですが、英会話のレベルはというと以下のような感じ。
- あいさつぐらいはできるけど、それ以上の会話となると、文法も時勢の一致もバラバラでカタコトに毛が生えた程度の英語で必死に意思を伝える感じ
- 会議などで話している内容は7割ぐらい理解できていると感じるけど、いきなり「Mayuはどう思う?」と振られると途端に汗が吹き出し、しどろもどろでまともに意見を言えない
- 英会話に対する苦手意識・恐怖心・コンプレックスなどがとても強く、英語を話すために心の準備が必要
とにかく、「私は英語が話せない!」というコンプレックスや苦手意識が強くて、英語を話すのが大嫌いでした。(心から話せるようになりたいと願っているのにも関わらず…)
私が英語を話せなかった根本的な理由が判明!
私は過去に夫の仕事の都合で6年間北米に住んでいましたし、1年以上のフルタイムでの語学留学経験もありますが、とにかく英会話が苦手で苦手で仕方ありませんでした。
その理由を「私は英語のセンスがないんだ!」と思い込んでいたのですが、ある時ふと気が付いたのです。
・外国に住んでいた時、大半の時間を日本人の友人や家族と一緒に過ごしていた事
・カナダで語学学校に通っていた時、授業以外の時間に他の生徒さんとの交流などをほとんど行っていなかった事
・帰国後も身近に外国人コミュニティが常にあるのに、積極的に交流せず、ほとんど英語を話していなかった事
・1日25分の英会話レッスンを週に数回受けて「こんなにも英語を勉強しているのに!」と思い込んでいた事
・試験直前だけ必死で勉強して、試験が終わったら「もう英語なんて見るのも、聴くのも嫌だ!」と継続学習を放棄していた事
そうなんです!
英会話力を伸ばすのにとても恵まれた環境に身を置いていたのにも関わらず、「恥をかきたくない」「ストレスを感じたくない」などの理由から、日常生活の大半を日本語だけを話して過ごしていたため、実際にはほとんど英語を話していなかったんです。
【結論】私が英語を話せなかった理由は、英語をほとんど話していなかったから!
「北米に6年も住んでいたのに英語が話せないのはなんで?」ってずっと思っていたのですが、その原因が「単に英語を話していなかったからだ」とようやく気が付いたのです。
発話量を増やすための選択=カランメソッド
英語が話せるようにならなかった根本的な理由に気が付いた私は、「とにかくたくさん英語を話すために、何をするべきか?」についてリサーチを開始しました。
最初は「家族を説得して短期留学する?」とか「短期集中で高額なコーチングを受けてみようかな?」など、半分妄想的に考えていたのですが、調べて行くうちに「1日のレッスン受講回数無制限のネイティブキャンプ で、とにかく発話しまくると言うカランメソッドのレッスンを受講してみるのが良いのでは?」と思うようになりました。そして、すぐにネイティブキャンプ に入会して、レッスンの受講をスタートしました。
衝撃!実際の発話量を計測してみた結果は?
実は、カランレッスンで実際にどのぐらい発話しているのかについて計測してみた事があります!
私がランダムに抽出して計測してみたレッスンでは、25分のレッスン時間のうち11分しか発話していない事が分かり驚きました。
単純計算で、1日25分のレッスンを10レッスン・250分受講しても実際の発話時間は2時間にも満たないんです。衝撃的じゃないですか?(※カランで1日10レッスンの受講は現実的ではありません)
フリーカンバゼーションのレッスンに至っては、25分のレッスンを受講しても実際の発話時間はたったの5分でした。(レッスン内容によりますが。)
1日5分だけ発話しても短期間では上達しないだろうなって頭では理解できるけど、実際には「毎日レッスン受けているのに、全然上達しない…。」って落ち込みませんか?
でも、それは単に発話量が少ないからであって、発話量を増やす事で英会話力を飛躍的に伸ばせる可能性が高いという事なのではないでしょうか?
英語を話せない理由は、英語の発話量が圧倒的に少ないから!
カランメソッドで発話量を増やした結果、英会話力は伸びたのか?
実情を分析してみた結果だと、カランレッスンでも十分と言える発話量ではないかもしれませんが、私は留学や短期集中トレーニングと比較して費用面で現実的な選択肢として継続してカランレッスンを受講しています。
初受講から4か月の間に、200レッスン・84時間受講しました。
その結果、英会話力は「確実に伸びた」と断言できます。
以下に、受講前と受講後のスピーキングテストの結果をご紹介します。
【参考資料】ネイティブキャンプのスピーキングテストの診断結果
2023年1月のスコア
2023年3月のスコア
文法と流暢さのスコアがグッと伸びました。
カランメソッドでは、文法をかなり徹底的に叩き込まれるのでこの結果には納得できました。
流暢さについても、カランで高速発話に慣れたおかげで普通のスピードでの発話はかなりスムーズになったと実感していたので、スコアとして評価されて嬉しく思いました!
一方で、カランではあまり多くの語彙を使う事はないので、語彙があまり伸びていないのは納得です。
また発音についても、レッスン中に多少の指摘は受けますが、発音矯正プログラムではないので「発音の劇的な改善」はカランメソッドでは期待できないと思っています。
使う単語は比較的簡単でも、正しい文法で英会話できるようになりたい、という方にはカランメソッドは最適です。
逆に、難しい単語を使って、完璧な発音で英会話できるようになりたい、という方にはカランメソッドは不向きかな、と思います。
嬉しい変化もありました!
スコアが伸びただけではなく、英語で話しかける事への抵抗感が薄れた結果、日本で暮らす外国人との交流もできるようになり、今では「カランでインプットした英語を、実際の会話でアウトプットする」という好循環が生まれています。
こうなってくると、もはや英語学習は楽しいものでしかなく、全く無理なく毎日複数回数のレッスンを受講し続ける事ができています。
カランメソッドは発話量を増やしてくれただけでなく、「英語で言い間違えをする事」に対する心理的障壁をぶち壊してくれた事が、私にとってはとても大きい影響でした!
カランレッスンとカンバゼーションレッスンを組み合わせると成長をより実感できる
ネイティブキャンプのある講師が、私に「Mayu、英語が話せるようになりたいならカランレッスンだけをひたすら取り続けるよりも、数回に1回は、ニュースについて語ったり、自由に会話を楽しむためのレッスンを受講したほうが良いよ!」とアドバイスしてくれました。
自由な英会話レッスンにすら苦手意識が強かった私は、最初はそのアドバイスを素直に聞き入れずにカランレッスンばかりをひたすらに受講し続けていたのですが、今ではメインでカランレッスンを受けつつ、適度にフリーカンバセーションレッスンを楽しんだりしています。
確かに以前は上手に言えなかったフレーズがいつの間にか言えるようになっていたりして、成長を実感しています。
私は、カランレッスンで発話を繰り返すトレーニングを積んだ結果、たった4か月で永遠の中級者からの脱却の可能性が見えてきました!