広告 つぶやき カランメソッド 体験談

【体験談】カランメソッドに行き詰まった時、どうやって乗り越えた?

2023年3月2日

カランメソッドを初めて2カ月。

ステージ5に突入して難易度が上がったからか、講師のリードに思うようについていけなくなってきた事をきっかけに、「このままカランを続けていて、英語話せるようになるのかな?」と言うネガティブな気持ちに襲われました。

一度そんな気持ちになってしまったら、いままでのように夢中でカランレッスンを取り続けるのはなかなか難しくなってきます。

実際、ネット上でも「ステージ5あたりで飽きてやめてしまった」「ステージの途中で挫折してしまった」というコメントは何度か見かけました。

そこで、私自身が、カランレッスンに行き詰った時に実際にやってみた事をご紹介します。

Mayu

ちなみに、今は気を取り直してカランレッスンを再開しています!

少しの間、レッスンをやめてみた

これは、意識的にレッスンをやめたというよりも、レッスンを受けられなくなってしまったという方が正しいかも知れません。

「レッスンを受けて、とにかく前に進まなければ!」という思いと、「これ以上やっても、意味ないんじゃない?」という思いでグラグラ揺れて、少しの間レッスンを取ることができませんでした。

Mayu

実は、この時、「カランもダメなのかー。もう何をやれば良いんだよう…」という気持ちに陥っていました。

私は、数日間レッスンをお休みしました。最初の数日は、「やっぱり英語が話せるようになんてならないんだ…。」と落ち込んでしまい、英語に触れる事すら嫌だというネガティブ志向に陥ってしまいました。

音声教材を聞きまくってみた

レッスンを受けていない期間中、「もう英語はやりたくない!」と思う一方で、「このまま何もやらないと、再開しないままに辞めてしまうのでは?」という不安や焦りがありました。

そこで、ネイティブキャンプで無料提供されている、カランメソッドのテキストの音声版を、移動時間や家事時間などにひたすら聞きまくりました。

とにかく音声教材を聴き続けていたら、ある時ふと「レッスン受けてみようかな?」という気持ちになれました。

実は私、カランレッスンを始めてからステージ5に到達するまでの2カ月間、ほとんど復習をしないで、ひたすらレッスンを受け続けていました。

その理由は2つありました。

  • 復習しようと思ってもつい怠けてしまうので、それだったら復習を兼ねてレッスンを受け続けようと思っていたから
  • とにかく前に進んで、1日でも早くステージ12まで行きつきたいと思っていたから

でも、レッスンを中断していた期間中にこれまでに習った部分の音声教材を聞き続けて、これまで学習したことの復習を徹底した結果、レッスン再開後に、複数の先生から「Mayu、今日のレッスンすっごくスムーズだったわよ!」「ここしばらく、レッスン中しんどそうにしていたけど、今日のレッスンはとてもカランを楽しんでいたわね!」などポジティブな言葉をもらえて、復習の大切さを痛感すると同時に、それがまた頑張るモチベーションに繋がりました。

Mayu

机に向かっての復習は大変だけど、移動時間などにカランの音声教材を聞いて【復習】するだけでも十分に意味がある事が分かりました!

カランレッスンを受けている先生に相談してみた

カランを再開した直後、何度もレッスンを受けていたある先生が「久しぶりだね!」と言ってきたので、「うん。実はカランがちょっと嫌になってレッスンをお休みしていたの。」と打ち明けたら、衝撃的な事を言われたのです。

Teacher

あー、なるほどね。Mayu、すごく頑張ってカランレッスン受けてたもんね。

でもね、私の生徒でカランレッスンをとにかく受けまくる人って結構いるんだけど、そういう人が英語ペラペラになるかと言うと、そうとも限らないんだよね。

目的が、カランをコンプリートすることになってしまうって言うか…。

Mayu

(それって、まんま私の事じゃない!私、毎日8レッスンとか受けてるし…💦)

カランをコンプリートしたら、きっと英語がペラペラになると信じてレッスンを受け続けていた私にとって衝撃的な発言でした。

そこで、後日改めてその先生のレッスンを予約して、「学習方針についてのアドバイスが欲しい」とリクエストしてみました。

以下、実際の質問と先生の会話です。

Mayu

先日も少し話したけど、カランを続けるのがちょっとしんどく感じてきたんだけど、どうしたら良いかな?

Teacher

カランを頑張りすぎてるんじゃない?

初級者は1日2レッスン、中・上級者でも4レッスンぐらいが上限なんじゃないかな。

そもそも、Mayuがカランレッスンを受けている目的は何?

Mayu

私、脳内で英語を翻訳するクセのせいで、最初に難しい文章を日本語で作文をしてしまって、その結果、翻訳ができなくてうまく話せなくなるから、そのクセをなくしたくてカランを受けてみる事にしたの。

カランだとたくさん発話できるし、良いかなって思って。

Teacher

なるほどね。デイリーニュースはやった事ある?

英語が話せるようになりたいなら、デイリーニュースがおススメよー。

Mayu

以前、デイリーニュースをやっていたんだけど、頭の中で自分の意見をまとめるのに時間が掛かり過ぎてほとんど発話できなくて、英語が上達しなかったんだよね。

私、少しでも早くビジネスレベルに達しないとマズいのよ…。

実は、仕事で自分以外全員がネイティブの会議に出る機会が1か月に1回ぐらいあって、その会議で自分だけ何も意見が言えないのがめちゃくちゃ苦しくて。

Teacher

あー。分かったわ。Mayuの問題は、英語を話す事に対して自信を失っている事ね。

その会議で、ネイティブの中で一人だけ英語を上手に話せなかった経験のせいで、自信を無くしちゃってるんでしょ。

でもね。

英語が上手じゃないから申し訳ないとか恥ずかしい、なんて思う必要はないのよ。

だいたい、Mayuはちゃんと英語話せてるよ。

カランも良いけど、デイリーニュースで自分の意見をどんどん言う練習をしたほうが良いよ!

とにかく、自身を持つことが大事!

私は、英語が思うように話せない体験を重ねた事で、無意識のうちに「私は英語が話せない」という呪いを自分自身にかけてしまっていたんだなという事に気が付けました。

この時の、この先生のアドバイスは、英語学習を続けていく上で私のマインドセットを変える大きなきっかけになりました!

レッスンの頻度を下げて、他の教材も併用するようにした

先生への相談を終えて、毎日カランレッスンを8コマも受講するのはやめようと決めました。

カランは楽しいと感じていたのでストレスはありませんでしたが、確かにいつの間にか「カランを12ステージまで早く終えなければ!」とか「とにかく12ステージまでやり切れば、きっと英語がスムーズに話せるはずだから急がなきゃ!」と思い込み、方向性を見失っていたように思います。

でも、カランメソッドをやり切るというのはあくまでも、英会話力を伸ばすための一つの手段に過ぎず、目指すゴールや目的ではありません。

カランレッスンも継続しながら、自分の考えをきちんと話す練習もコツコツと続けて行こうと思います。

Mayu

そう言えば、カランレッスンを始める前に日本人カウンセラーさんから受けた「カラン説明会」で、カウンセラーさんも「カランメソッドはどちらかと言うとインプット教材なので、デイリーニュースなどのアウトプット教材も併用する事をお勧めします」って言ってたな。すっかり忘れてたけど…。

私に足りなかったものは、復習と自信だった!

という訳で、私は【カランいやいや期】を乗り越えて、カランレッスンを再開しました。

でも、これまでのように毎日8レッスンひたすらカランだけを受講するのではなく、【カラン2レッスン+デイリーニュース1レッスン】を2セットから3セット受けるスタイルに切り替えました。

今回、カランメソッドで「壁にぶつかる」という経験を経て、以下の気付きを得る事が出来ました。

カランメソッド継続と成功のカギは、ちゃんと復習する事と、自分の努力に対して自信を持つこと

カランでの学びは実用性が高いことにも気が付けた

ところで、「カランメソッドで習う英文は、言い回しが古いものもあり実用性があまり高くない」というようなコメントをネットなどで見かけます。実際どうなのかは、私には分かりません。

でも、私自身がカランを120回以上受けた後でデイリーニュースレッスンを受けてみたら、以前なら言えていなかったようなフレーズがスムーズに言えるようになっていたのです。

例えば「How often do you go to the dental office? (どのぐらいの頻度で歯医者さんに行くの?)」と言う質問に対して、「It was the first time in two years! (2年ぶりだったの!)」と即答できました。

テキストにするとなんて事のない英文ですが、カランを受ける前の私はこの表現すらできていませんでした。(一応、英検準1級なんですけどね…。)

他にも、カランで習った「型」を使ってスムーズに意見を発話できるようになっている事を何度も実感できました。

英語中級者になると、言い慣れたフレーズで会話が成立してしまうので、新しいフレーズを使う機会が乏しくなり、ちょっと込み入った会話になると途端にうまく話せなくなる、という場面ってあるあるなんじゃないかと思います。

私は実際そうで、オンライン英会話のレッスンだと結局新しい言い回しが身に付かないという経験を繰り返していたので、今回、カランレッスンを受けた事でスムーズに使えるフレーズ(表現の幅)が拡がったと感じられています。

結局、コツコツやるしかない

カランレッスンを受けるにしても、それ以外の教材でレッスンを受けるにしても、やっぱり一朝一夕で英語が話せるようにはなりませんよね。

でも、インプットとアウトプットの量を増やし、その量を維持し続ければ必ず英会話能力は伸びます。

思うようにいかなくて心が折れそうになることもあります。

実は私も、心が折れまくっていた時に、先生に「I don't wanto to study English anymore! I have been studying English more then 15 years, but I can't speak English!!!(もうこれ以上英語の勉強なんてしたくない!私もう15年以上も勉強し続けてるのに、全然英語話せるようにならないんだよ!!!)」と叫んでしまいました💦

でも、泣いても叫んでも英語は上達しません。

なかなか手ごたえが感じられなくても、とにかく間違いを恐れずに自信を持ってたくさんの英語を話し続ける事が上達の鍵なのだと気が付く事が出来ました。

世界的なギタリストのMIYAVIさんも言ってる!

偶然目に留まった動画で世界的に有名なギタリストのMIYAVIさんが、どうやって英語がペラペラになったのかを語っていました。

5:14のところで、MIYAVIさんは「We shouldn't feel bad or sorry about we can't speak English.(我々は英語が喋れないからと言って申し訳ない気持ちになるべきではない) 」と言っています。

世界を舞台に活躍するCoolなギタリストでも、やっぱり英語で恥をかいたり、苦労したりした経験があるんですね。

でも、「英語はコミュニケーションのためのツールなんだ」という事を忘れずに、完璧な英語を目指す前にコミュニケーションを取れる事を目指してこれからも頑張りたいなと思います。

まとめ

カランメソッドは、ステージが上がってくると心が折れそうになる時が来るかも知れません。そんな時は、

  • ちょっとレッスンをお休みしてみる
  • これまでに学習したところを、音声教材やテキストで振り返ってみる
  • カランだけではなく、自分の考えを発話する教材も併用してみる
  • 先生や日本人カウンセラーに相談してみる
  • これまで頑張って来た自分に自信を持つ

という事を試してみて下さい。

私も楽しみながら頑張りますので、皆さんも一緒に頑張りましょうね~。

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Mayu

英語学習歴は15年以上。2011年から6年間、家族の都合でカナダとアメリカで暮らした経験があり、カナダ在住時には1年以上にわたりフルタイムで語学学校に通いました。 にも関わらず、ちょっと込み入った会話になると途端に口ごもり、口癖は「How can I say...」という悲しい現実。 今度こそ本気で英会話上級者になるぞ!と何度も意気込んでは挫折を繰り返していますが、それでも諦めずに現在進行形で英語学習中です。 みなさんと一緒に頑張れたら嬉しいです。

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