ネイティブキャンプのカランメソッド各ステージの学習内容やレベル（難易度）は？

通常の勉強法の4倍で英会話力が身に付くと言われているカランメソッドですが、各ステージの学習内容やレベルごとの難易度はどのぐらいなのでしょうか？

この記事では、ステージ1～ステージ12までの難易度と学習内容、目安となる学習時間を一覧にまとめてみました。

これからカランメソッドで勉強を始めようかなと思っている方の参考にしていただければ幸いです。

カランメソッドとは？

カランメソッドは、通常の4倍のスピードで英語が習得できると言われている画期的な英語教授法であり、特に日本人の苦手なスピーキング力を鍛えたい方には打ってつけのメソッドです。

通常、ケンブリッジ英語検定試験(PET)のレベルになるまで一般的な学習方法では350時間程度必要とされています。しかしカランメソッドで同レベルになるまでは80時間程度必要と言われており、カランメソッドであれば一般的な学習方法の1/4という短い時間で効率よく学習ができます。

英語の本場イギリスで発明された世界的に有名な英語教授法として、これまでに35ヵ国以上で教えられており100万人以上の英語学習者を成功に導いてきた歴史があります。

ネイティブキャンプ　公式サイトより引用

【はじめての方へ】カランメソッドとはどんな英語学習方法なのか、徹底的に解説します！

カランメソッドとはどんな学習法？これから始めてみたいけど、具体的にどうやって学ぶのかを知りたい方に向けて特徴やレベル、どんなことをどんなふうに学ぶのかについて詳しくご紹介しています。また、非常に重要なポイントとなる【正式認定校】である事のメリットについてもご紹介しています。カランメソッドを始める際の参考にして下さい。

ステージごとの難易度は？

カランメソッドは、Stage1～12までと全部で12レベルのステージが用意されています。

それぞれの学習内容の概要や、目安となる学習時間については以下のような内容となっています。（当サイト独自調べ）

Stage	こんな人向け	学ぶことの概要	学習時間の目安	レッスン数の目安
1	英語を始めたばかりの人	・「Be」や「Have」 ・現在進行形（例：you are writing.） ・主格代名詞と目的格代名詞（例：私・彼女・私・彼ら,etc） ・所有代名詞（例：私の・彼の・私達の,etc）	10時間	24
2	英語学習初心者	・現在形と現在進行形の違い （例：you writeとyou are writingの違い） ・「any」と「some」の使い方 ・所有代名詞（例、私の・彼の・私達の,etc） ・比較級や最上級（例、more than、 the leastなど）	10時間	24
3	初級レベル	比較級と最上級(例、the furthest・as many as)の応用練習 使用頻度の高い様々な副詞(例、quickly・often・never)の使い方 過去形のbe動詞(例、they were) 一般動詞の過去形(例、we walked)	15時間	36
4	初級レベル	・不規則動詞の過去形 （例、he drank） ・未来形 （例、will や going to） ・現在完了形 （例、they have eaten） ・仮定法 （例、If you go …, you will see …） ・仮定法過去 （例、If you went …, you would see …）	15時間	36
5	中級レベル	・過去進行形 （例、I was sleeping） ・受動態 （例、the book was written） ・再帰代名詞 （例、myself・herself） ・過去完了形 （例、you had studied） ・未来進行形 （例、she will be working） ・仮定法過去完了形 （例、If you had gone …, you would have seen …）	15時間	36
6	中級レベル	・間接話法 （例、you told me that she would succeed） ・使役構文 （例、he had his dinner cooked by his mother） ・未来完了 （例、you will have written） ・過去完了進行形 （例、you had been writing）	15時間	36
7	中級レベル	・便利なフレーズ （例、a great deal of） 一般的なイディオム （例、get on someone’s nerves）	15時間	36
8	中級～上級レベル移行期の人	・「wish」の使い方 （例、I wish she were here） ・助動詞を含む文章で過去について言及する方法 （例、they should have realized）	20時間	50
9	中上級レベル		20時間	50
10	上級寄りの中級レベル	・過去の出来事の推量における助動詞の使い方 （例：you must have been exhausted） ・過去の習慣における「would」の使い方 （例：I would ride my bicycle every day when I was a child） ・仮定法混合型 （例：If I hadn’t missed my flight, I would be enjoying myself in Paris now）	20時間	50
11	上級レベル	・倒置 （例：Little did Mary know that we had arranged a party for her birthday） ・縮約関係詞節 （例：The man arrested for the crime will probably end up in prison)　など	30時間	72
12	上級レベル		30時間	72

Stage1～4が初級者

ネイティブキャンプのカランメソッドでは、Stage1～4を【英語学習初級者向け】と定義しています。

確かに、実際の学習内容を見ると日本の中学校で習うレベルの文法やボキャブラリーとなっています。

Stage1～2の必要学習時間はそれぞれ約10時間

学習に要する時間については、色々なウェブサイトなどの情報を集めた結果、Stage1とStage2はそれぞれだいたい10時間でクリアできるようです。

ネイティブキャンプだと、1ステージをクリアするのに25分のレッスンを24コマ受講する計算になります。

Stage3～4の必要学習時間はそれぞれ約15時間

同じく、Stage3とStage4はそれぞれ約15時間ぐらいが必要になるようです。

ネイティブキャンプだと、1ステージをクリアするのに25分のレッスンを36コマ受講する計算になります。

Stage5～7が中級者

ネイティブキャンプのカランメソッドでは、Stage5～7を【カランメソッドの中級者】と定義しています。

文法学習でも躓きがちな仮定法や、「wish」を使った文章など、中級と言うのにふさわしい文法が取り入れられてきます。

Stage5～7の必要学習時間はそれぞれ約15時間

学習に要する時間については、色々なウェブサイトなどの情報を集めた結果、ステージ5・6・7はそれぞれだいたい15時間でクリアできるようです。

ネイティブキャンプだと、1ステージをクリアするのに25分のレッスンを36コマ受講する計算になります。

Stage8～10は上級者寄りの中級者

ネイティブキャンプのカランメソッドでは、ステージ8～10を【上級者寄りの中級者】と定義しています。

やや難易度の高い文法だけでなく、フレーズやイディオムと言った実用的なセンテンスもカリキュラムに組み込まれてきます。

Stage8～10の必要学習時間はそれぞれ約20時間

学習に要する時間については、色々なウェブサイトなどの情報を集めた結果、ステージ8・9・1010はそれぞれだいたい20時間でクリアできるようです。

ただ、このぐらいのレベルになるとしっかり復習をしないとレッスンスタート時の「復習パート」に多くの時間を割く事になってしまい、なかなか先に進めなくなるという状態に陥ってしまうという話をよく聞きます。

なので、20時間というのはあくまでも目安であり、実際には30時間ぐらいかかる人が多いような印象を受けました。

ネイティブキャンプだと、1レベルをクリアするのに25分のレッスンを50コマ受講する計算になります。

Stage11・12は上級者

ネイティブキャンプのカランメソッドでは、ステージ11・12を【上級者】と定義しています。

ステージ11とステージ12では、ボキャブラリーも強化され、1700を超える新しい単語、表現、句動詞を学び、高度な文法も含まれています。

Stage11～10の必要学習時間はそれぞれ約30時間

学習に要する時間については、色々なウェブサイトなどの情報を集めた結果、ステージ11・12をクリアするためにはそれぞれだいたい30時間程度必要な人が多いようです。

ネイティブキャンプだと、1レベルをクリアするのに25分のレッスンを72コマ受講する計算になります。

自分のステージ（レベル）はどうやって決まるの？

ネイティブキャンプでは、カランメソッドのレッスン開始前に必ず「レベルチェックテスト」を受ける事が必要になります。

「レベルチェックテスト」は無料で受ける事が可能ですが、一発勝負でレベルが決まってしまうので、やや緊張感があります。

いくつかのコツがあり、そのコツを理解していないと英語上級者でも低いステージからスタートするという事になります。

実際のカランメソッドで使うセンテンスで質問されます。それに対して、フルセンテンスで正しい文法で即答する必要があります！

例えば、

という質問に対して、

と回答しなければいけません。私は反射的に「Black it the color of that pencil.」とか回答したくなるのですが、これはカランメソッド的には×となります。

こういう独特のルールがあるからか、英語講師のAKIKO先生ですら、Stage.1からスタートしたと書かれています。

まとめ

• カランメソッドは、初心者から上級者までそれぞれのレベルに応じて12種類のステージ！
• レベルは自分で選ぶことはできず、レッスン開始前に受けるレベルチェックテストによって決まる
• 独特のルールがあるため、多くの人がStage.1からのスタートになるので、それは気にせずドンドン学習を進める
• Stageが上がると自分で復習する時間を確保する事が、コンスタントに進めるコツになる

私が実践中のカランメソッドはネイティブキャンプが一押し！